始めることより続けることのほうが大変よね
Twitterへ指がフリック入力を止めないので、これはもうブログの始め時だな...と思った次第です。
無料ブログは数あれど、はてブロには特別感をひとしお抱いていると思う。高校時代、更新を待ち遠しくしていたブログがはてブロのものだったから。
学校は週2で休んで京都散策に時間を費やし、美術予備校では周りの才能に圧倒され、迷走していた私が熱中したのはTBSドラマ『カルテット』(2017)。
松たか子、満島ひかり、松田龍平、高橋一生という名役者のぶつかり稽古。高橋一生や吉岡里帆が飛躍した作品でもあった。
「泣きながらご飯食べたことある人は、生きていけます」だとか、セリフが名言として抽出されて話題になっていた気もするけど、夢を追うこと、人間関係、アイデンティティ、自分の人生をどう作り上げるのか、についてシビアかつ大きな優しさに溢れたまなざしで描かれたドラマだった。とにかく大好き。バイブル。
このドラマと同じくらいかじりついて読んだ考察ブログがあって、それがヒコさんという方の「青春ゾンビ」だった。
ドラマ・アイドル・音楽・漫画・書籍・演劇・お笑い・サウナなど、ヒコさんが触れたあらゆるカルチャーについて感想をまとめられたブログだったと思う。これがはてブロだったということです。
時間を有効に使って貪欲にカルチャーを摂取しにいくこと・心に湧いたひっかかりを文章に起こすこと・東京を自転車で移動...など憧れポイントがすご〜く沢山あった。
当時の私には『カルテット』・東京事変・ハロプロ・美術・菊池亜希子さん・マガジンハウス ・星野源のラジオ・中崎町etc、好きな存在はたくさんあったけど、その「好き」には周りのみんなは分からないという優越感も混じっていて、誰かに伝える気もなし。
(大学に入ったら全然そんなことないと気づいた。自分は特別だとどうにかして信じていたかったんだなー。)
私の「好き」達は頭の中でごちゃごちゃと絡まっていた。
だからこそ、新しく触れたカルチャーへの「好き」を既知のカルチャーへの「好き」と結びつけて感想を綴って発信してくれるヒコさんのブログはとても眩しかった。
前置きが長くなったが、このブログの書き方もヒコさんに習おうと思っている。Twitterでつぶやいた内容に肉付けする、という形だ。ある1コンテンツを1記事にまとめるのが基本だが、「最近のこと」と題して1週間ほどのツイートをなぞるようにまとめた記事を書かれていたと思う。
私は本当に継続が苦手だ。きっとその形式でないと続けられない。マラソン・筋トレ・一人暮らし・バイトなど思い当たる節が山ほど出てくる中、続いているのがTwitterなので、これを活かすほかない。
始めるのは勢い、そこからが勝負。というわけで、どうか続きますように...。