オタ活しつつ自分を好きになる方法を考えた日

アクスタが届いた。

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↑恥ずかしくてガサガサ加工。アクリルスタンド初心者にも優しい着ぐるみ衣装。まつくかわいいな〜も〜


まさか自分が買うとは思っていなかったんです。アイドルを人形として支配下に置いてる感じがして怖かったから。だったはずなのに、ムシャクシャした日に勢いでポチっていた。それが2週間の時を経て到着したのである。


ジャニオタ幼馴染にアクスタと写真が届いたと報告すると、会おうや!となり、翌日にはカラオケに集合していた。

机にアクスタ・写真・寿司を並べると、「これTwitterのヲタ垢で見たことあるやつだ...!」と感動。「これで寝たら3大欲求満たされるな」と言う友。しれっとアイドルを性欲のポジションに置いていることにじわじわと笑いがこみ上げる。不謹慎かな。

最近の動画を見せ合い、私が持参したmyojoの某アンケート(60項目ほどの、〇〇なJr.は?という質問に回答する)に真剣に取り組む。普通なら自担を全ての欄に書き込みたいところだが、本気で全Jr.から選ぶことになった。すごい人数がいるのに、ほぼ全てのJr.の顔と名前が一致してしまう。怖い。

妄想を織り交ぜながら熱く検討し、意見が一致した時にはハイタッチ。これめちゃくちゃ楽しいです。全界隈のオタクに教えたい遊び。


退出時刻になり、22時半だけどまだまだ話し足りねえな!とカフェラテを買って駅前のガードレールに座った。

友は仲良くなってきたイケメン慶応ボーイと普通に付き合えると思ってたらヤリ逃げされたそうで、人間対人間という関係を男女で築くことの難しさの話になった。

これは私も先日の就活生にモヤついた要因の一つでもあったので、話が勢いづいた。


〜〜〜

恋愛やセックスは経験しておいた方が良い、経験値は高い方が良いという価値観を持つ人もいるけど、それは自分の時間の使い方(特に大学生は暇な時間沢山)に自信を持ちたいという気持ちの上に成り立ってる。そういう価値観の人ほど声がデカい。時間の使い方なんて人それぞれなんだから、デカい声に囚われて自分の生き方に自信を失う必要なんてないね。


容姿いじりとか恋愛観の押し付けが話のネタになってる集団はマジできつい。そういう集団には価値観訂正してあげる人がいないんだな。そこと交流することに自分の時間使いたくないよな。会いたい人に会おうな。

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...みたいな話をして。私はこの子のことが本当に好きだなあと思った。優しい想像力があって伝えるのが上手。近い価値観の人と固まるのは良くないと言われがちだけど、自分が正しいと思えることを言い合えて、賛同できる関係が心地良いのは確か。

大好き!と伝えて、終電で別れた。


カフェラテを飲んだからか、家に帰ってお風呂に入って布団に潜っても頭が冴えていた。

改めて周りの友達の顔を思い浮かべると、

自分の学びたいことを饒舌に話せる人、相手の話をじっくり聞ける人、嫌なことは嫌と言える人、やりたいことのための努力をしている人、話していて楽しい人、気遣いができる人、悪口ほとんど言わない人、価値観表明するけど押し付けてこない人

それぞれに尊敬してるし、人を傷つけない人ばかりだなあと気づいた。

その勢いでインスタに友達への大好きメッセージを書き殴っていた。

まじで私は私の友達のこと好き。こんなこと書いたらいい奴ぶってると思われそうだけど。私が尊敬してる人が不利益被らせる人間と義務感で付き合ってたとしたら本当に嫌だなと。幸せでいてくれと。それを伝えたくてたまらなくなったんだと思う。

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↑朝起きたらめちゃくちゃ恥ずかしくなってたけど、いつだってそう思ってるはず。反応をくれた子も、そっと見守ってくれた子もそれぞれに好きだー!


スマホと瞼を閉じてみると、こんな人間関係を築けている自分って、最高じゃないん?という気持ちがブワッと湧いて涙が出てきた。

思い返すと、去年までは自分の写真や鏡を見ても、これは本来の自分じゃないと思うようにしていた。体型が嫌いで、高2まで痩せ型だったから、その時の姿が自分のあるべき姿だと信じていたからだ。

そういえば最近は写真や鏡を見た時、違和感を感じなくなってきている。今の自分の見た目を、自分そのものだとやっと思えるようになったのだと思う。そのことに気づいてもっとボロボロ泣いた。


自分を好きでいる、自己肯定感を高く保つ、それが理想と言われるけどそんなの難しい。

一度自分への意識を弱めて、好いているもののことを間違いねえ!最高だ!と改めて思えた時。同時に自分も好きになれるのかもしれないと思った。


少し脱皮できた気がした一日。こんな日のことを忘れたくないなあ。